『』

感度

此 こ の画面では、ファイルをどの程度徹底して検査するのかという基本的な感度を調整する事が出来、 更にヒューリスティックの感度も調整する事が出来ます。

既知のマルウェアの感染について検査する標準のプロセスに加えて、 アバスト! はヒューリスティック解析も行って無名ではあるが潜在的なマルウェアを特定します。 此 こ れは感染可能な兆候と思われる 或 あ る特徴を探す事で行われます。 オレンジ色の表示をクリックする事で、ヒューリスティックの感度を「低」、「普通」、 又は「高」に調整するか、又は完全に無効にする事が出来ます。 感度が高くなれば、ウイルスを発見する機会も増えますが『誤検出』の可能性も増えます。

大量の感染していないファイルが アバスト! によって怪しいとして発見された ( 『誤検出』 ) なら、 ヒューリスティックの感度が高く設定され過ぎているかも知れません。 ヒューリスティックの感度を下げる事で怪しいと報告されるファイルは少なくなりますが、 此 こ の事は本当のウイルスが検出される機会をも減らします。

『コード エミュレーションを使用する』のボックスにチェックが入っていて アバスト! がファイルの中に怪しいコードを見つけると、 仮想環境でコードを実行してどのように振舞うのかを定めようとします。 基本的に悪意の有る挙動を検出すると、ウイルスとして報告します。 此 こ の仮想環境でコードを実行すると、コードが悪意の有るものでも 皆様のコンピュータに損害を与える事は出来ません。

基本的な検査の感度は次のボックスにチェックを入れたり外したりする事で調整する事が出来ます:

  • ファイル全体をテストする ( 大きなファイルではとても遅くなります ) - 此 こ のボックスにチェックを入れるとファイルの通常ウイルスの影響を受ける部分だけではなく、 ファイル全体をテストして検査する事になります。 殆どのウイルスが通常はファイルの始めか又は終わりに見つかります。 従って此 こ のボックスにチェックを入れるとより徹底した検査が行われますが、 検査もまた遅くなります。
  • ウイルスの標的を無視する - 此 こ のボックスにチェックが入ると、 現在のウイルス定義の全てに対して全てのファイルをテストします。 チェックが入っていなければ、特定のファイルを標的とするウイルスに対してのみテストします。 例えば、通常「.exe」という拡張子のファイルに影響するウイルスを 「.com」という拡張子のファイルの中では探しません。

『基本的に不必要なプログラム (PUP)』のボックスにチェックを入れると、 知らずにダウンロードしたプログラム、一般には広告に使われたり、 皆様のコンピュータやインターネットの使用についての情報を収集するプログラム についても検査します。

『検査する時にリンクをたどる』にチェックを入れると、 全てのファイル システムのリンク先の基本的に有害な内容についても確実に検査させる事が出来ます。

感度